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この記事にたどり着いた方は、こんな風に思っていらっしゃるかもしれません。

 

「数式が長くなっちゃうのに、なんでドルマーク入れてんの?」と。

 

それにはちゃんとした理由があるんです。
一言でいえば、参照するセルを固定するため。

 

セルをコピペしても、数式で参照するセルを変えたくないわけですね。

 

「えっ?固定して何のメリットが?」
と思った方、画像で解説しているのですぐに分かります。

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エクセルの数式に出てくるドルマーク($)は何のためにあるの?

そもそも、ドルマークに何の意味があるんでしょうか。
例えば、下図のように数式にドルマークを付けてみました。
=$A$1

 

でも、ドルマークを取っても、同じ結果になります。
同じ結果ならいらなさそうですよね。

数式のコピペ先でも、参照先を固定するため

ドルマーク$は参照先を固定する役割があります。

 

下図のように、B2をコピーしてB3に貼り付ける。
そしたら参照先がB2とB3の数式では変わるので、結果も変わってしまいます。

 

ところが、ドルマーク付きの数式をコピペするとどうなるか。
参照先が変わらず、同じ結果になるんです!

 

大黒摩季さんの歌で、「あなただけ見つめてる」というのがありました。
まさにそんな感じですね。

ドルマークで固定して、何の役に立つの?

コピペしても参照先が変わらないのは分かりました。
それで、私に何のメリットが???
当然の疑問だと思います。

 

大丈夫、ちゃんとあるんです。
メリットが!!!

 

使用例を2つほど挙げてみます。

日付など1か所にしたい項目の参照が楽になる

どの数式でも、同じところを参照したいとき役立ちます。

 

例えば下図のように、架空の従業員さんたちの年齢を出したいとき。
本日の日付から生年月日を引き算すれば、年齢を出すことが出来ます。

 

日付の引き算なので、DATEDIFという関数を使っています。
生年月日は人それぞれ違うけど、本日の日付は人によって違いません。

 

下図では常にB3セルを参照するので、行番号を固定するため、数式の中でB$3と書いています。

 

さて、ドルマークの真価が発揮されるのはここからです。
数式を書いたE7セルをコピーして、E8セルから下へ貼り付けます。

 

E8以降も本日の日付のB3を参照してくれています。

 

もしもドルマークが無かったら、コピペするたびにB3に直さないといけません。
そんなメンドクサイことをしたくなくて、人はドルマークを使うんです。

条件付き書式で行や列に色を付けられる

ドルマークは条件付き書式の中でかなり活躍します。

 

これを使うとどんなことが出来るのかと言うと・・・

  • 土日の行や列だけ色を付ける
  • 特定の条件に一致する行だけ色を付ける

などです。

 

詳しくはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

エクセルで条件付き書式を使って、土日の列だけ色を付ける方法

 

エクセルで、条件付き書式を使って条件に一致する行全体に色を付ける方法

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まとめ:数式のドルマークは、参照先を固定するためだった

意味を知らなければ、数式を長くするだけの邪魔な存在ドルマーク。

 

しかし、知ってしまえばスゴく便利な頼れる子です。

 

土日の列だけ色を付けたり、完了したタスクの色をグレーにしたりと、条件付き書式でやるには無くてはならない存在です。

 

ホントに便利なのでぜひ使ってみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。