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0001と入力したのに、1になる。
エクセルの機能で勝手に0が消されてしまうヤツ、困りますよね。
この記事では、RIGHT関数を使って任意の桁になるよう0埋めする方法を紹介します。
セルの表示形式を文字列に変更することもありません。
標準のまま、関数だけで対処できます。
他にも、エクセル関数以外で0が消えないよう対処するやり方は、こちらの記事で書いています。
エクセル関数RIGHTで0埋めする
B列に、0埋めしたい対象の数字を並べました。
RIGHT関数で0埋めする例として、C列D列で00001のように表示させます。
5桁にする場合
RIGHT関数なら、指定した桁数分の文字を対象の文字列の右側から抜き出せます。
10桁の文字列でも、20桁の数字でも、5と指定すれば5文字だけ取ってこれるわけです。
=RIGHT(“00000″&B3,5)
と書けばどうなるか。
B3セルの文字列の頭に0が5個付いて、全体から右5文字だけ返ってきます。
B3が「1」なので、0を5個頭につけてから右5文字をとってくれば、0埋めした5桁の数字の出来上がりです。
結果は00001になりました。
他の数字でも同じようにやってみると、しっかり5桁に0埋めされました。
もしも元のセルが空欄なら、00000のように表示されます。
7桁にする場合
7桁にしたかったらどうするの?
と思ってしまう方のために、7桁に0埋めもやってみます。
数式は次のように書きます。
=RIGHT(“0000000”&数字,7)
もちろん、元の数字が絶対3桁以上とか4桁以上とか、前提条件があればその分関数の0の数を減らしても問題ありません。
0埋めして7桁、0000001となりました。
他の数字でも確認してみます。
やはり同じように、7桁になるよう0埋めされました。
まとめ:ゼロ埋めするならRIGHT関数
関数を使って0埋めするならRIGHT関数です。
頭に必要な数だけ0を付けて、RIGHT関数で右側から欲しい桁数だけ取っていく。
まるで、わらび餅にきな粉をたっぷりかけて、余分な量を振るい落として食べるような感じです。
きな粉が0です。
プログラミング言語によってはPadLeftとか便利な関数もありますが、エクセルにはそんなのないので、使える関数を使うだけ。
セルの表示形式を文字列に変更しなくても、標準のままできるのはいいですね。
ぜひ試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。