めんどくさいエクセル操作をマクロで効率化

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

エクセルを使うとき、こんなことありませんか??

 

  • さっきから同じこと繰り返してるんだけど・・・
  • 何度も同じ操作、めんどくさい!!
  • ちょっとマクロを使ってみたい

 

めんどくさいと思った時が、エクセルのマクロの機能を使い始める時です!

 

「なんか難しそう」
って声が聞こえてきそうですが、最初はとりあえずボタンをポチポチ押してみるだけ。

 

めんどくさかったら、たくさん出回っている誰かが書いたソースコードをコピペするだけ、簡単です!

 

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最初にやる設定:まずは、開発タブを表示する

初めてのマクロ、まずは開発タブを表示してみましょう。

 

上部のタブのところで右クリックします。
右クリックのペインから、「リボンユーザーの設定」を選択します。

 

右クリックで表示されるメニューを「ペイン」と呼びます。

Excel 開発者タブを表示

 

「開発」のチェックボックスにチェックを入れてOKボタンを押すと、開発タブが表示されます。

Excel開発者タブを表示

 

右側に開発タブが表示されました。

Excelの開発者タブ

 

Excelの操作を記録してみる

「マクロの記録」を始める

開発タブにある「マクロの記録」ボタンをクリックします。

Excelマクロ記録

 

分かりやすいマクロ名を付けてOKボタンを押します。
自分以外に使う人がいなかったら、名前の規則に気を付ければ何でもいいです。

Excelマクロ記録

 

名前の規則はこちらです。
ダメな名前を入れたとき表示されるヤツです。参考までに。

 

OKボタンを押したあと、マクロの記録が開始されました。
これから操作した内容が、ソースコードとして記録されます。

Excelマクロ記録

 

今回は図形にテキスト「マクロ001」とか入れて、コピペしてみたいと思います。

Excelマクロ記録

 

コピペしました。

Excelマクロ記録

 

やることやったら「記録終了」ボタンをクリックです。

Excelマクロ

 

Visual Basicボタンをクリックして、ソースコードを編集できる画面(VBAの画面)を開きます。

 

標準モジュール配下に「Module1」が出来ました。

Excelマクロ記録

 

「Module1」をダブルクリックすると、ソースコードが表示されます。
先ほど操作した内容がだいたい記録されています。

Excelマクロのソースコード

 

 

記録されたソースコードを少しいじってみる

操作した内容を確認してみる

四角形の図形を選択。

 

選択した図形にテキストを入れる。

 

最初の「マクロ001」の図形を選択する。

 

選択したものをコピペする。

 

コピペした図形を選択してテキストを入れる。

 

記録した内容を使って量産してみる

記録したソースコードを使って、図形をコピペしながら1~100の数字を入れてみたいと思います。

 

変数とループ処理を使って書いてみました。

 

これを自分のVBAの画面にコピペしてみてください。
コピペ元のベースになっている図形を「Rectangle 1」としています。

 

コピペした状況によっては名前が違うんでエラーになってしまいます。
エラーの際はExcelを開きなおして長方形の図形を1つ挿入してから実行してみてください。

 

マクロボタンをクリックして、

 

実行したいマクロ名(名前を変えてなければMacro2)を選択して実行します。

 

1秒ほどで図形が100個までコピペされました。

 

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まとめ:エクセルマクロの始め方

「ちょっとエクセルのマクロを使ってみたい!」という方に向けて、簡単に出来そうなものを紹介しました。

 

  • 開発タブを表示する
  • エクセルの操作を記録する
  • 記録したソースコードを改良する
  • マクロを実行する

 

仕事でエクセルを使うとき、何度も何度も同じことを繰り返していることってとても多いと思います。

 

もっと効率よくしたいと感じたとき、解決策としてのエクセルのマクロ。

 

ソースコードを書いていくのは、こだわっていくととても深い世界ではありますが、ちょっと始めてみたり単純な操作を繰り返すだけならとても簡単に出来ちゃいます。

 

仕事がとても効率的になるし、ソースコードを書いて試行錯誤を繰り返したあと思い通りに動いた時に、ちょっとした感動もあります!!

 

ぜひマクロを試してみてくださいね。