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2020年から小学校でも必修化されるプログラミング教育。
算数や国語などの塾は近所にあっても、プログラミングスクールが無いところも少なくありません。
仮にスクールがあったとしても、「勉強よりもゲームしたい!」
と言って、暇さえあればゲームで遊ぶ子供も多いのではないでしょうか。
私も小中学生の時など、帰宅してから5,6時間はドラゴンクエストなどのゲームを毎日やっていたので、「もっと遊びたい!」という子供の気持ちは分かります。
でも、勉強せずにゲームばかりする姿を見ていて、子供の将来が不安にならなない訳がありません。
そして、ついつい「勉強した?早くやって!」と強く言ってしまうものです。
立派な人間に育ってほしい、将来良い仕事ができるようになってほしい、そう願うからこそ仕方のないことです。
だからこそ、ゲーム三昧の子供に悩まされるわけです。
もしも、そのゲームをやりたくてやりたくて仕方がない気持ちを使って、勉強させることが出来たとしたらどうでしょうか。
子供が勝手に勉強してくれれば、どれだけ気持ちが楽になることか。
ゲームの中で、小学校でも必修化されるプログラミングを学べるD-SCHOOLオンライン
に出会ったので紹介します。
目次(リンク)
ゲームがプログラミングの勉強になる
プログラミングのコースにもいくつか種類があります。
その中で、マイクラッチコースを見てきました。
マイクラッチコースは、子供たちに大人気のマインクラフト(マイクラ)というゲームを使った映像教材です。
マイクラは一般的に大人もたくさんプレーする人がいて、YouTuberがプレイ動画をアップロードしていたりもします。
ゲーム内容は、自分の思い描いた世界を作ること。
石のブロックを並べて壁を作ってみたり、穴を掘って落とし穴を作ってみたり、モンスターを倒してみたり。
マイクラッチコースが通常のマイクラと違うのは、一般的なゲームの操作ではなく、プログラミングでブロックを置いたりダンジョンを作ったりするところです。
ゲームの世界を作りながらも、やっているのはプログラミング。
楽しく遊びながらプログラミングが学べてパソコンの操作にも慣れる、まさに一石三鳥です。
あのホリエモンこと堀江貴文さんも中学の時パソコンでプログラミングを始めた
そもそも、プログラミング教育が必須といっても、そんなに必要なことなの?
と思ってしまうかもしれません。
中学生の頃にプログラミングができるようになり、大成功した人の話を少しします。
あのホリエモンこと堀江貴文さんのことです。
堀江さんが初めてパソコンを買ったのは、中学の合格祝いです。
そこからプログラミングの力を付けていくようになりました。
ファミコンが社会的ブームになっていた当時、ゲーム機を絶対に買ってくれない親も、
中学の入学祝を名目に、「これはゲームじゃないんだ。勉強に使うものなんだ」
「これからはコンピューターの時代なんだ」堀江貴文さんの著書「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」 62ページより
と言って買ってもらったそうです。
パソコンでプログラミングの力を身に着け、14歳の時には塾の教育システムを新しい環境に移植する仕事をもらい、1か月で成し遂げていました。
今ではIT業界だけでなく、経営者、著作家、投資家、タレントとして大成功している方ですが、子供のころ親にパソコンを買ってもらえたことは、今多方面で活躍している要因の1つだと言えるでしょう。
D-SCHOOLオンラインで学習する条件
D-SCHOOLオンラインは誰でもOKというわけではありません。
条件は2つあります。
1つは、学習するのが小中学生の子供であること。
子供向けに作られた教材なので、大人がやっても「これは自分が勉強する内容じゃないな」と感じてしまうはずです。
もう1つの条件は、インターネットにつながったパソコンがあることです。
コースで扱う課題の解説動画なら、スマホやタブレットでも視聴可能ですが、プログラミングを行う環境はパソコンのみ。
その代わり、子供のころからパソコン操作に慣れてしまえば、将来の大きなアドバンテージとなるでしょう。
D-SCHOOLオンラインが向いている人
D-SCHOOLが向いているのは次のような子供のいる家庭です。
- ゲームが大好きな小中学生
- 子供がプログラミングに興味を持った
- プログラミングを学んでみたいけど、近所にスクールが無い
- 近所のプログラミングスクールは、月謝がちょっと高いので困る
- スクールへ、子供を送迎するのが大変
ゲームがあまり好きじゃないという子供も少なからず居ます。
好きじゃないことを続けるのはストレスになるし、好きなことや得意なことと比べて勉強する効率もはるかに下がってしまいます。
もしもゲームが好きじゃないなら、あまりお勧めできません。
残念ながら別の教材を探したほうが良いでしょう。
その代わり、ゲームが好きな子供にとっては、勉強しようとする大きな原動力になってくれます。
D-SCHOOLオンラインで勉強できるコース
マイクラッチコース
D-SCHOOLが独自に作ったソフトを使って進めていくコースです。
マイクラで実際に出てくるブロックを使って学習していきます。
マイクラッチJr(ジュニア)コース
低学年向けのマイクラッチコースです。
勉強っぽさをなくして、エンタメ性を持たせながら、算数や理科の要素といっしょにプログラミング学習の土台作りをしていきます。
英語&プログラミングコース
英語とプログラミングを使いながら、自分だけのロールプレイングゲームを作っていく新感覚のコースです。
英語は使うことで身についていきますし、プログラミングも同じで、使うことで身につくわけです。
コースの中でどんどん使っていくと良いです。
ロボットプログラミング
ゲームよりもロボットのほうが興味ある!
という子供ならこちらでしょう。
専用のブロックを使った、ロボットプログラミングが楽しく学べます。
どんな人が開発者なのか
マイクラッチコース、マイクラッチJrコースの開発者
D-SCHOOLのプログラマの1人、マイクラキングこと、水島さん。
静岡県立大学経営情報学部出身で、プログラミングやマルチメディアを学び、大学生のころからプログラマとしてD-SCHOOLをサポートされていたそうです。
YouTubeのマイクラキングChannelでたくさん動画も公開されています。
高校教諭免許も取得されているだけあって、とても親しみやすい実況解説でした。
英語&プログラミングコースの開発者
TOEIC970点の池下裕次さん。
英語関連の出版社で、「ハムラプトラ」や「交渉人」などシナリオ本の翻訳や編集を多数手がけてきたそうです。
また出版社時代の海外研修で、英国大学院に留学。
TESOLという、英語が母国語でない人に英語を教える英語授業法の修士号を取得されています。
現在は、英語だけでなくプログラマーとしてシステム開発も手掛けているそうです。
よくある質問
ITに全然詳しくないけど、子供が分からないときにサポートできるのか心配
子供が理解できるようコース設計されているので、基本的に大丈夫です。
子供向けの解説動画や紙のテキストも付いてくるので、大人が見れば十分理解できる内容になっています。
コースが色々あるけど、どれにすればいいか分からない
プログラミングを学ぶ点では、コースはどれでも良いです。
重要なのは、夢中になれること。
子供が一番興味があって夢中になれそうなコースを選べば問題ありません。
兄弟姉妹で一緒に使っても大丈夫なのか
入会すれば、家庭の中で使うなら大丈夫のようです。
使えるパソコンはWindowsだけですか
WindowsとMac、どちらも大丈夫です。
ブラウザはGoogle Chrome推奨です。
受講者の気になるレビュー
保護者の感想をピックアップ
-
まとまった時間がとりづらい中、オンラインで子供のペースで進められるところが良いと感じています。
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子供のころからオンライン学習する経験は有意義で、子供の将来にも非常に良いものだと思います。
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ゲームや動画が好きな子だったけど、楽しくても受け身のようで、積極的にさせたいとは思えませんでした。
作り出す喜びを味わったり、自分の頭を使ったりするような形でやらせたいと思い、オンラインコースを始めました。 -
「早く次のミッションがやりたい」というほどはまっています。
送迎の手間もなく自由な時間に自分のペースで進められて良いです。 -
時間のきまったレッスンだと、分からないなと思っても時間がくればおしまいになってしまいます。
オンラインコースは、子供が納得して理解できるところまでできるのが良いと思います。
読んでいて、周りの子に合わせなくても子供のペースで進められるところがオンラインで学ぶ魅力だと感じました。
学習の流れ
マイクラッチコース、マイクラッチJrコースの場合
年間を通して、毎月ミッション(課題)が届きます。
ミッションは基本と応用がセットになっていて、次の流れでやっていきます。
- 基本:約40分の、ミッションのプログラミング解説動画を見る
- 応用:チャレンジミッションに取り組む(15分ほど)
- 課題:ミッションチェック(20分ほど)
- 投稿:任意で、ミッションチェックで作った作品を投稿して、先生に見てもらう
小中学生の作品が公式ページで紹介されていて、マイクラキングさんが実況解説されていました。
プログラミングの考え方は少々独特な面があって、大学の授業でも簡単な問題に悩む人もいたりします。
それなのに、小さな子供が処理の流れを考えて作品を作っていて驚かされました。
英語&プログラミングコース
こちらもマイクラと同じく、年間を通して毎月ミッション(課題)が届きます。
- 約40分の、ミッションのプログラミング解説動画(本編)を見る
- 約10分の、ミッションのプログラミング解説動画(応用)を見る
- その月の英語学習ページが公開され、ミッションに取り組む
- 郵送される紙のミッションガイドも活用する
料金
一般的なプログラミング教室は、月謝9,000円や16,000円といったところが多いです。
中には月謝5,000円というところもあり、かなり安い部類になります。
D-SCHOOLの場合、さらに安くて、
コース名 | 月額プラン | 年額プラン |
---|---|---|
マイクラッチ マイクラッチJr |
3,980円 | 1回払いなら、32,835円 (1回あたり2,985円) |
英語&プログラミング | 3,980円 | - |
ロボットプログラミング | 4,980円 ロボットキット込み、 初回のみ別途送料あり |
- |
どれも税込みになっています。
1日あたりで考えると、133円とか166円とか、年間プランなら100円だけになってしまいます。
エナジードリンクよりも安くて、自販機のペットボトル並み。
毎日子供にジュースを買ってあげるよりは、子供の将来のためになるはずです。
コースによっては、14日間無料で始められる
14日間無料トライアルが付いているのは次の3コースです。
- マイクラッチコース
- マイクラッチJrコース
- 英語&プログラミングコース
始めてみたけど、子供が全然やりたがらないとか、パソコンが遅すぎてまともに動かないなんてことがあれば、とてももったいないです。
2週間試してみれば、子供に向いているのか分かるはず。
合わないなとなれば、14日間無料トライアル後に支払いとなるので、それまでにマイページから解約すれば大丈夫です。
公式サイト:オンラインで学ぶ!小中学生向けプログラミング