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ギガ放題プランでWiMaxの契約をしたのに、なぜか遅い・・・。
通信速度を調べてみたら、1MBps以下だったので、3日で10ギガ制限を受けていると判りました。
高画質で動画を観たいのに、遅すぎて全然見えない。
YouTubeなどで画質を落としてガマンしないといけない。
いつまでガマンすればいいんだ!?と思ったので調べてみました。
目次(リンク)
「WiMAX 2+」ギガ放題プランで、遅くなる原因3つ
3日で10ギガ制限を受けた
ギガ放題でハイスピードモードを設定していて遅くなるなら、3日で10ギガ制限がほとんどでしょう。
3日間の通信がトータルで10GBを超えると、翌日制限を受けてしまうものです。
いつもは40MBpsくらい通信速度が出ていたのに、遅いと思って測ってみたら920KBps。
もう単位が違います。
ハイスピードプラスエリアモードの7ギガ制限を受けた
ギガ放題でも7ギガ制限を受けてしまうことがあります。
ハイスピードモードと、ハイスピードプラスエリアモードの2つから、モバイルWi-Fiルーターを操作して設定を切り替えられます。
ホントにギガ放題で使えるのはハイスピードモードだけ。
ハイスピードプラスエリアモードの場合、月に7GBという制限があります。
7GBを超えてしまうと、ハイスピードモードに戻したとしても、その月は128KBpsに制限されてしまう設定です。
恐ろしい設定ですね。
1日かけずに余裕で超える自信があるので、私の場合は極力使いません。
電波が悪いところなど、環境の影響を受けた
電波状況が悪いと、通信の途中で切断されたり繋がりにくかったりして、遅く感じることがあります。
繋がりにくい場所で使っていると、バッテリーの負担も大きくなってしまいますし、ストレスも増えがちです。
できるだけ良い環境でWiMaxを使いたいものですね。
3日で10ギガ制限は、いつからいつまで受けるのか
3日で10ギガ制限は、3日間の通信量の累積で、翌日制限がかかるかどうかが決まります。
GMOやBIGLOBE、 UQ Communications、どこでWiMaxの契約をしても、制限がかかる条件や時間帯は同じようです。
1週間の通信量の推移例と、制限対象かどうかを表にしてみました。
- 1日目4.0GB(3日間トータル4.0GB)
- 2日目2.5GB(3日間トータル6.5GB)
- 3日目4.0GB(3日間トータル10.5GB)⇒翌日制限あり
- 4日目3.0GB(3日間トータル9.5GB)⇒制限日、翌日の制限なし
- 5日目4.5GB(3日間トータル11.5GB)⇒翌日制限あり
- 6日目1.5GB(3日間トータル9.0GB)⇒制限日、翌日制限なし
- 7日目3.0GB(3日間トータル9.0GB)⇒翌日制限なし
この表で言えば、3日目に直近の3日間の累計が10.5GBとなっています。
すると翌日の4日目が制限対象日になるわけです。
5日目はさらに大きくオーバーして3日間の累計11.5GB。
こんなにオーバーしていても、4日目は9.5GBだったので5日目が制限を受けるわけではありません。
制限対象の日は6日目です。
制限対象の日でなければ自動で解除されています。
1日中じゃない、制限を受ける時間帯は18時~26時
WiMAXの場合、3日で10ギガ制限を受けると言っても1日中じゃありません。
制限を受ける日の18時から26時(日付がかわって午前2時)です。
つまり、朝や昼間の時間帯は3日で10ギガの通信制限を全く気にすることなくネットし放題、動画見放題なんです。
その代わり18時になると、またネットが重たい時間になってしまいますが。。。
26時を過ぎれば、制限対象の日だとしても制限を受けずに通信できるようになります。
もしも解除されなければ、端末を再起動するなどして一回通信を切断して繋ぎなおすと良いです。
3日で10ギガの制限を防ぐには
制限を受けにくくする対策は色々あります。
- 3日間で今何ギガ使っているのかすぐ分かるよう設定変更する
- できるだけスマホで動画を観る
- 18時から26時以外をメインで使う時間にする
- 家用の回線も契約する
3日間で今何ギガか分かるよう設定変更するには
まずは設定を変更して、今何ギガなのか分かりやすくすることです。
初期設定では、1ヶ月単位で通信量が表示されるようになっているはず。
これを3日単位に変更します。
設定方法を、Speed Wi-Fi NEXT W06で解説です。
通信量カウンターの設定はメニュー画面の右側にあるので、フリックして右へ移動します。
「通信量カウンター」をタップ。
初期設定であれば「1ヶ月」の表示になっています。
この「1ヶ月」をタップです。
「3日」を選択して、右上のチェック「✓」をタップします。
左側の「×」をタップしても、設定画面を閉じるだけで、変更しようとした設定内容は反映されません。
先ほど「1ヶ月」の表示だったところが「3日」の表示に切り替わります。
メニュー画面まで戻ってくると、3日間用の表示になっていて、今何ギガなのかすぐ分かります。
下図の私の場合、10GBのうち12.24GB使ってしまっていると判ります。
ええ、残念ながらまた3日で10ギガの制限を超えましたよ・・・。
パソコンでなく、出来るだけスマホで動画を観る
パソコンの場合画面が大きいので、ついつい高画質で観たくなってしまいます。
YouTubeで高画質だと、30分で350MBくらいの量になりますが、低画質なら60MB程度で済みます。
スマホの画面はパソコンに比べてかなり小さいので、低画質でもパソコンの時ほど気になりません。
動画視聴さえ気を付ければ、3日で10ギガ制限をかなり回避できるはずです。
18時から26時以外をメインで使う時間にする
WiMAXのギガ放題の場合、3日で10ギガ制限を受けるのは18時から26時まで。
それなら朝や昼間の時間帯に使いまくれば、毎日制限対象になっていても全く気にならなくなります。
平日はモバイルWi-Fiルーターを自宅に置きっぱなしなので、昼間自宅にいた知人が動画を快適に観まくっていました。
そして帰宅した私は速度制限を受けながら記事を書くわけです。
おかげで朝方の生活へ切り替えることを真剣に考え始めました。
家用の固定回線も契約する
WiMaxを使い始める前は、マンションタイプのOCN光を使っていました。
GWもお正月も、速度制限なんて一切気にせず、朝から深夜まで毎日ネットで動画を観ながらオンラインゲームしていましたが、いつでも快適でした。
最高でした!
現在は新居へ引っ越してきて、OCNの回線工事待ちのため、WiMaxで頑張っているところです。
1人で使うなら3日で10ギガも妥当な数字かもしれませんが、家族と一緒に使うにはあまり足りないかもしれません。
動画をたくさん観る方なら、家用に回線を引くのも解決策の1つです。
まとめ:WiMaxの3日で10ギガ制限と解除
WiMaxを使い始めて、「3日で10ギガ制限」を受けてしまったので調べてみました。
GMOやBIGLOBE、 UQ Communications、どこでWiMaxの契約をしても3日で10ギガ制限は同じようです。
まとめると、
- 直近3日間の通信量が10GBを超えると、翌日速度制限がかかる
- 速度制限は1MBps
- 制限がかかるのは、1日中ではなく18時から26時
- 速度制限の解除は自動で行われる
- ハイスピードプラスエリアモードの7ギガ制限は、ハイスピードモードも同月は制限対象になる
1MBpsなら、YouTubeを低画質で視聴できるし、画像をアップロードしつつ記事投稿だってまだ出来ます。
しかも制限を受けない時間帯のほうが長いです。
でもハイスピードプラスエリアモードの7ギガ制限ともなると、128KBpsになってしまい、重くてつらい1ヶ月を過ごす羽目に・・・。
設定には気を付けつつ、快適なWiMaxライフを。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。