ExcelでIF関数を使わず比較する方法

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たくさんのデータが一致しているのか、違うのか、どうやって確認していますか?

 

IF関数を使って、比較している方もいらっしゃるのではと思います。
私も以前はそうやって数式を書いて、一致しないデータがあるかどうか探していました。

 

でも実は、もっとシンプルに比較する方法があります。
使う文字数は半分以下。メチャメチャ楽です!!

 

今日はそんな楽な方法を紹介します。

セルの値を比較するには

セルの値を比較しようと思ったら、何か数式を使う必要があります。

 

どれくらい楽が出来るか伝えるために、まずはIF関数を使った比較から書きます。

IF関数を使う場合

IF関数は次のように使います。

=IF(条件式, TRUEの場合, FALSEの場合)

 

下図のように、1~10の数字を一部入れ替えて、データAとデータBを並べました。

 

IF関数で比較すると、次のようになります。

ExcelでIF関数を使わず比較する方法

 

何の変哲もないIF関数、一致しているか差異があるのか、○×で表現しました。

ExcelでIF関数を使わず比較する方法

 

毎回書いていると、”〇”とか”×”と書くのも面倒に感じてきます。

 

次のやり方は、この面倒が無くなります!!

IF関数を使わない場合

では、IF関数を使わずに比較するにはどう書くか。

 

数式の最初の「=」に続けて条件式を書くだけです。

一致しているか確認する

B3セルとC3セルが一致しているかどうかを確認するには、
=B3=C3 と書くだけ。

 

めちゃめちゃ簡単ですよね。

ExcelでIF関数を使わず比較する方法

IF関数と比べて、必要な文字数は半分もありません。
これなら数式を書く手間がかなり省けます。

 

比較結果は、条件式に一致する場合TRUE、一致しなければFALSEが表示されます。

ExcelでIF関数を使わず比較する方法

一致していないことを確認する

通常は「=」で一致していることを確認できれば、差異の場合FALSEが表示されるから一致していないことが分かります。

 

でも、場合によっては一致していないことを確認したいかもしれません。

 

差異がある場合TRUEとするには、「<>」で比較します。

ExcelでIF関数を使わず比較する方法

 

「=」で比較したときとは、完全に反対の結果になりました。

ExcelでIF関数を使わず比較する方法

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まとめ:IF関数を使わず、セルの値を比較する数式の書き方

IF関数を使ったセルの比較と、使わない場合のセルの比較について書きました。

 

このやり方を初めて知った時は、「なんで今まであんあに面倒なやり方をしていたんだろう」とショックを受けたことを今でも思い出します(笑)

 

もちろん、すでに知っている方も多いとは思いますが、意外と周りに知らない方がいても不思議ではありません。
作業がかなり楽になるので、ぜひ教えてあげてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。