この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
2017年の都内のネカフェ難民は推定4000人だそうです。
産経ニュース
ネットカフェ難民、都内に1日4000人…7割が不安定労働 初の実態調査
ネカフェで生活するのって意外とお金がかかりますし、勤務先で住んでいる場所のことを聞かれると非常に肩身の狭い想いをしますよね。
都内ネカフェ難民だった私が、ネカフェ難民脱出に便利な制度を紹介します。
実は私もネカフェ難民だった
はい、実は私もネカフェ難民でした。
期間は6年ほど前の2か月間程度です。
池袋をメインに、新宿や渋谷のネカフェにも泊まりました。
まともに住むところが無い生活は、不便なことが多くて大変です。
持ち歩くのが大変な荷物をコインロッカーに入れてみたり、どこのコインロッカーに入れたかド忘れしてみたりします。
ネカフェは個室ですが、あまり一人になった気分がしないかもしれません。
一部の完全個室な店舗を除いて、周りの宿泊客のイビキが響き渡るような、プライベート感がちょっと少ない環境です。
仕事がない、住むところもないならTOKYOチャレンジネット
TOKYOチャレンジネットとは、東京都が行っている就労支援のサポート事業です。
住む場所が無い方で、仕事が無かったり、日雇いなど不安定な仕事をしている方を支援しています。
私もネカフェ難民の時にTOKYOチャレンジネットに電話してみました。
ちょうど不動産屋さんで都内の賃貸マンションに契約できそうなところまで行った頃に、TOKYOチャレンジネットのことを知り電話したんです。
電話したときに、不動産屋さんでなんとか契約できそうな状況だと伝えると、「じゃあ大丈夫ですね、ガンバってください」と言われました。
私の場合は感動するほど親切な不動産屋さんに巡り合えたので、何とか住むところも見つかりましたが、人によっては運悪くハズレの不動産屋さんに出会ってしまい、部屋探しをあきらめているかもしれません。
そんな方にはきっとTOKYOチャレンジネットが味方になってくれるはずです。
TOKYOチャレンジネットを利用できる条件
- 都内で直近6ヵ月以上の生活期間がある
- 住所が無い(自己保有の不動産、賃貸などが無い)
都内で6ヵ月以上生活しているというのは少々ハードルが高いですが、この条件に当てはまるネカフェ難民の方も多いんじゃないでしょうか。
TOKYOチャレンジネットは仕事の紹介だけでなく、賃貸の契約もかなりサポートしてくれます。
契約する上で困るのが、初期費用と保証人です。
住宅資金を貸してくれたり、保証会社の紹介や緊急連絡先に記載する内容も用意してくれたりと、かなりサポートしてくれます。
ネカフェで生活する方の中には、借金で困っている方もいらっしゃると思います。
弁護士など専門家の無料相談も受けれるので、一人で悩むより問題の解決に近づきます。
私が電話したときは、優しい声の女性スタッフでした。
なかなか人に言いづらい状況ですが、安心して相談しやすいところです。
まとめ
ネカフェ難民など、住む家が無い方をサポートするTOKYOチャレンジネットの紹介でした。
最初から知っていれば、私もネカフェ難民となった時に、真っ先に利用したと思います。
たまーにネカフェに行くと、たくさんマンガが読めてソフトクリームも無料でお腹いっぱい食べれて楽しいところですが、毎日生活するとなると不便なところです。
都内で6ヵ月以上生活していて住むところが無い方は、TOKYOチャレンジネットを利用してみてくださいね。