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滝内恭敬さんの
「なぜ高収入社長よりも、低賃金サラリーマンの方が
人生のステージが高いのか?」
この本を読んでみると、
- 自分が今やっている行動は正しいのか
- なんでみんな愚痴が大好きでネガティブなことを言うのか
- 将来やりたいことを言うと、なんで足を引っぱられるのか
- 起業するとき注意すること
- 経営者として注意すること
- 他の人に経営を任せるとき注意すること
など、人生のステージ毎のいろんな情報が分かります。
どうやって人生のステージを分類するのかは、月収支だそうです。
自分が今いるステージによって、自分も周りの人たちも、ホントにこの本に書いてある行動をとっていました。
今いる場所から抜け出したい、もっと上を目指したいと思ったとき、とても参考になる1冊です。
この本では人生のステージを9段階に分けていますが、この記事を書いている現在は下から2番目の危険ゾーン、収支トントンなところです。
今までの自分を振り返りつつ、本の内容を少しだけ紹介します。
目次(リンク)
収入がマイナスのとき、ホントに冷静な行動が出来ない
借金が借金を呼ぶ生活、アコム最高、ローン最高
かつて私も業界最大手のマルチレベルマーケティング(MLM)にハマったことがありました。
不労所得とか優雅な生活とか、好きな時に好きなことができるライフスタイルに憧れていました。
表面的には、扱うのは日用品だからリスクが無い、やったらやっただけ収入に結び付くというステキなお話です。
知人友人少な目で、ちょっとコミュ障で、アポが取れないし話もまったく上手くない。
頑張っても全然改善出来ない。
そんな私が大して結果を出せるわけがありません。
毎月最初に上の人に目標を言います。
月末が近づいてきたのに目標に届かないとこう言われます。
「お前やるって言ったよな!ビジネスなめてんのか。責任取れよ!」
どうやって責任を取るのかというと、自己発注で売り上げを立てるんです。
お金が足りなければアコムとかお世話になるし、高額商品をローンで買うことになります。
無駄に1部屋しかないのに空気清浄機とか買いました。
自分が借金して目標を達成するとか、ビジネスとしておかしな話です。
「借金しても後で取り戻せるから。また借りれば何とかなる。今は前向きに行こう!」
最初はすぐ返せると思っていても、何度も借りていると思考が麻痺してきます。
前借思考が強くなります。
ポジティブなことは大切なんですが、現実を無視してポジティブに考えようとしても何も改善されないんですよね。
収支がマイナスの時ほど、現実を抜け出したくて、ちょっとした儲け話にすぐ食いつく傾向にあるそうですが、当時の私もそうでした。
勢いで高額塾に入ったりするんです。これで借金が借金を呼ぶ流れが加速します。
結局MLMは辞めて、多額の債務もプロの方に手伝ってもらい解決することになりました。
収支がマイナスなとき、自己中心的になりやすい
全員そうだとは限りませんが、収支がマイナスな人はこんな傾向にあると本に書かれています。
- ネガティブな発言が多い
- 聞いていて不愉快になることをよく言う
- 自己中心的な行動をとる
以前いた売り上げが低すぎる会社では、みんなお金に困っていました。
同僚の陰口とかあらさがしをみんな真剣にやっていました。
私はその生活にウンザリして出ていきましたが、すぐに安定した会社に入れず、日雇い労働者を数か月やりました。
物流会社で荷物の仕分けをやったり、事務所移転や個人宅の引っ越しなど日によって様々です。
当然周りも同じようにお金に困っている人たちでした。
半年も前にやってしまった、ちょっとしたミスを持ち出してきていつも話しかけてくる人もいれば、誰かの欠点やイヤなところばかり話題にする人が多かったです。
ネガティブな環境で留まるのは精神衛生上よくありません。
全力で抜け出すべきところです!
収支がトントンなところは、頑張る人の足を引っぱる文化が根付いている
下から2番目のステージが、収支がトントンなところです。
イーブンなところです。
一般人の8割が下2つのステージに属していると、本に書かれています。
そして、誰かが新しいことに挑戦しようとするとどうなるか?
お決まりのように足を引っぱる人が出てきます。
実際、MLMをやっていて周りからよく言われるのがこれです。
- 夢を見るのはやめておきなさい
- ホントに成功する保証はあるの?
- 上手くいくのは一握りの人たちだけだよ
- 〇〇さんのためを思って言っているんだよ
確かに、MLMで借金を繰り返しながら頑張るのは止めるべきだと言いたいです。
しかし、人生をより良くしようと頑張るのを止めさせるのは別です。
なんで人の夢を壊すようなことを言うんだ!
と怒りたくなるかもしれませんが、そういうステージなんだから仕方がないんです。
プロブロガーは起業家ステージ
私が早く到達したいのはここのステージです。
一番目指す人の多いステージだと思います。
起業家ステージの1つ前
収支トントンなところと起業家の間に、もう1つステージがあります。
収支がプラスで、自分の仕事にやりがいをもって働いている人たちです。
天職だと思える仕事をやっていて、一生やっていきたいと考えているような人たちです。
天職だと思える仕事を出来るのは、本当にすばらしいことです。
レストランに行ってもカフェに行っても、マッサージ屋さんに行っても、仕事が大好きで誇りを持っている人のサービスを受けたいですよね。
その方が料理も絶対美味しいし、サービスに満足できるはずです。
ブログが本業になれば、このステージの人のサービスを積極的に受けたいです。
起業家ステージを目指す理由
会社員だと働く時間は会社に拘束されてしまいます。
必ず自分の自由にならない時間があります。
起業家ステージなら仕事は自分1人でやるので、自分が時間をすべて自由に使えるようになります。
自由だからと言って、まったく働かずにサボっていたら転落してしまいますが。
自分が時間を自由に使えるから、大切な人との時間をたくさん作ることができます。
彼女との時間をたくさん持てるし、子供が出来たらイクメン全開でいけます。
ブロガーで稼いでいけば起業家ステージです。
ネットとパソコンがあればどこでも仕事ができますし、時間の使い方も自由です。
自分で時間をちゃんと管理しないと、誰かに自分を管理してもらうステージに転落してしまう危険はあります。
それでも、ほとんどを金をかけずに始められて年収が億も狙えるブログは、本当に魅力的です。
しかも会社員をやりながら同時進行でやっていけます。
この記事を読んでいる方で、もしも今いる会社の仕事が天職だと感じていないなら、やりがいを感じていないなら、ぜひブログを始めてみてほしいと思います。
まとめ:人生のステージでやってることが変わる
滝内恭敬さんの「なぜ高収入社長よりも、低賃金サラリーマンの方が
人生のステージが高いのか?」
の内容を、私の黒歴史と共に少しだけ紹介してきました。
周りの人のネガティブな発言や自己中心的な行動も、この人は今そういうステージに居るからなんだと学びました。
今いる人生のステージによって考え方とか行動が変わってきます。
どうせなら、より上に行きたいものです。
上のステージに行くときの注意点や、起業家よりもさらに上のステージ話は本にお任せします。
人生をより良くしたい人や、大失敗した経験があってこれからまたやり直したいという人に向いていると思います。