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2018年9月2日 第1刷発行、
髙山敦さんの『前科者経営者 どん底からの逆転人生』
タイトルのインパクトと雰囲気で買っちゃいました。
私も以前大きな失敗をして、ネカフェ難民になってしまったことがありました。
どん底からの逆転人生ってところにとても共感して読んでみることにしたんですが、大きな失敗から学んだことって、本人以外の周りの人も学べるものだと思います。
他の成功者も同じことを言っていると感じたところなど、自分の人生で大切にしていきたいと思わされました。
そんなところをピックアップして紹介します。
目次(リンク)
大失敗からしっかり学んでいる髙山さん
成功を全部自分の実力だと勘違いしてしまったという失敗
頑張って努力して、めちゃ稼げるようになると、「おれすげーっ」と思うときがあるはずです。
ちょっと何か上手くいっただけでも、そう思うことがあるんだから、毎月数百万とか稼げるようになったら自分はめちゃスゴイやつだと思うのも無理はありません。
自分もスゴイけど、周りのみんなもそれぞれ才能があってもっとスゴイ。
そのおかげで成功できたと思えれば良いのですが、「自分だけがスゴいんだ!」と思ってしまうとダメだそうです。
髙山さんも例にもれず、事業で成功したのは全部自分の実力だと思ってしまったことが、後の大失敗の原因だと書かれています。
その成功を支えてくれた人たちのことをスルーしたのが原因だと。。。
自分の成功を助けてくれた人たちに感謝出来ない人は必ず転落する
髙山さんも、自分の成功を支えてくれた人たちのことを感謝せず、全部自分の実力だと思ったせいで失敗したと書いていました。
別の方で、とある倒産直前の企業の社長さんが、
「今まで事業で成功してこれたのはナゼですか?」
と質問されたけど、なぜだか分からないと。
成功した理由がなぜだか分からない、今まで成功を支えてくれた人たちに感謝できていないわけですね。
心から感謝できるようになった瞬間人生が変わる
もうあと1歩で倒産してしまう、その時から初めて家族や親せきに謝ってお礼を言ったり、お墓参りしたり、従業員に感謝したりし始めたそうです。
ギリギリのところでお金を貸してくれる相手が突然現れて、何とか倒産を免れました。
なんだかとてもスピリチュアルな話ですが、実際に自分がどんな成功者と関わりたいか考えてみたら分かりやすいです。
威張って偉そうにしている人よりも、謙虚で素直に感謝出来る人と関わりたいはずです。
髙山さんも、大失敗した後に始めた事業では、「そんなの上手くいくわけがない!」と多くの経営者から言われたそうです。
それでも自分を支えてくれる人たちに感謝しながら事業を進め、協力者が現れ、無理だと言われたことを可能にしていきました。
今まで自分の力で成し遂げてきたと思っていたことよりも、多くの人に助けられ、より大きなことをなり遂げられるようになったと書かれています。
失敗は落ち込むための出来事じゃない
失敗したときに落ち込むとさらに辛くなる
何かに失敗してしまったとき、落ち込むことってあると思います。
- 彼女に別れようと言われた
- 仕事でミスして怒られた
- 就活でまた不採用の連絡をもらった
ものによっては、しばらく立ち直れないくらい辛い出来事ですよね。
私も過去に失恋したときは、「別れよう」と言う言葉を聞いても、何を言われたのか意味がしばらく分かりませんでした。
とても辛い出来事ですが、落ち込んでいてもさらに辛くなるだけです。
何か学ぶものがあると思って考え出すと気持ちも楽になる
失恋の話で言うと、今思えば自分の傲慢なところや自分勝手なところがあからさまにダメな原因でした。
そんなダメなことやってる男がフラれても当然だろ!と今なら分かるんですが、当時の自分にはよく分かりませんでした。
失敗は学ぶために必要なプロセスなんだなーと気づかされます。
仕事でミスって怒られると、気持ちがとても落ち込みますよね。
暗い気分になるし表情も暗くなりやすいという人も多いと思います。
怒られるのは嫌なことですが、ミスには何か原因があります。
ミスしたことを素直に謝って、原因を見つけて、「次からミスしないためにはどうしたらいいんだろう?」と考えだすと気が楽になります。
逆に失敗した原因に目を背けていると、何も学べないので原因はそのままです。
また同じ失敗に遭遇してしまいます。
だから、学ぶべきものがあるんだと見ていくことって大切です。
まとめ:髙山敦さんの『前科者経営者 どん底からの逆転人生』
髙山敦さんの『前科者経営者 ―どん底からの逆転人生』を読んでみて色々気づかされた話でした。
- 上手くいっている人生も、成功を支えてくれていた人たちに感謝出来ないと転落する
- 学ぶべきものがあるからリセットされる
- 学べていなかったら再発する
- 学ぶべきものがあるから失敗がある
めちゃくちゃ上手くいっていたところから、突然人生が転落してしまった髙山さんの話にはとても衝撃を感じました。
そんな大失敗から学んだという話は、第三者が見てもとても学べるものだと思います。
ブログ運営の目標を達成しても初心を忘れたくないものですね。