転スラだけじゃない、Kindleで読んで面白かったラノベ5つ

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ラノベ1冊1000円前後、意外と安くありません。

せっかく買って読み始めてから、外れだったなんてイヤですよね。

 

2019年のお正月にKindle Paperwhite買って、ハマったラノベがいくつもあります。

その中で、面白いと感じたものを5つ挙げてみました。

 

挙げた5つが、気づけば全部が小説家になろう産です。

なろうスゴイです。

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転生したらスライムだった件

テレビアニメ「転生したらスライムだった件」、私がラノベを読み始めるキッカケとなった作品です。

 

マンガを読むことは多くても、今まで私はラノベなんてまったく読んだことがありませんでした。

「文字ばっかり並んでいて何が面白いのか!?」

そんな考えで生きていたのでラノベに出会う機会もなく、人生の半分を損していたと言っても過言ではありません。

 

転スラのアニメにハマって続きが気になりマンガを買い、マンガの続きが気になってラノベを買いました。

ラノベの13巻まで読んだところで14巻の発売を待てずに、小説投稿サイト「小説家になろう」に手を出してしまいました。

 

私のブログのPVを考えると、なろうの転スラは累計5億PVを超えていて、ヤバいくらい人気なんだなと感じます。

最後の投稿は2016年1月1日、すでに完結済になっています。

 

WEB版を最後まで読み切ってしまいましたが、先に読んだマンガやラノベ版と比べると、登場人物の関わり方やストーリーの違いを度々感じました。

中庸道化連のラプラス達は序盤には全く登場していませんし、ゴブタがリムルと出会う前に武装国家ドワルゴンへ旅をしてきたエピソードもラノベにしかありません。

 

それでもネタバレしそうだと感じるならWEB版では読まないほうがいいと思います。

個人的には1度、小説家になろうで読んでしまった後ですが、今後ラノベの続編を買って読んでも十分楽しめると感じました。

 

コミック版を担当されている川上秦樹先生が、銀座での「転生したらスライムだった展」に寄せたメッセージに、

マンガのコンペに参加するため受け取った原作(ラノベ版)を1巻読んで、面白すぎてWEB版で続きを読んでしまいました。

といった旨のコメントが書いてありました。

 

何かを楽しむ原動力とも言える好奇心、時には優先してもいいと思います!

2020年にはアニメの2期製作が決定していますし、今後の転スラも増々楽しみです。

 

まだアニメを見ていないという方は、まずはぜひ1話を観てみてくださいね。

田中~年齢イコール彼女いない歴の魔法使い~

リアルの書店で見かけて、Amazonのレビューを見ると面白そうな印象だったので読み始めました。

 

主人公の中年のオジサンな田中さん、転生してもブサイクで、周りはコーカソイド自分だけが東洋人。

外見で損をしまくって、与えられたチートな能力も上手く活かせない中でガンバる姿は、他の異世界系チートなラノベと方向性が違います。

 

一番の特徴は、とにかく卑猥な表現の多いこと。

1冊の半分以上がそんな文章で埋め尽くされているような作品です。

猥談の苦手な人や女性にはちょっとお薦めできないかもしれません。

 

やたらとエロが目立つ内容ではありますが、他の観点で見てみれば、言葉の選び方や順番がテンポがよく考えられています。

とてもリズムのいい流れになっているので読みやすい文章です。

5-7-5や5-7-5-7-7、そこから派生したようなリズムで、1巻からサクサク読み進められました。

 

内容もホントに面白くて、何かに悩んでいても気にならなくなる程です。

普通の人ならありえないような、主人公のふざけた思考にかなり笑わせてもらいました。

ぜひ1巻から、田中さんの不運な異世界1年生を応援してほしいと思います。

デスマーチから始まる異世界狂想曲

転スラと同じく、デスマのラノベを読み始めたのはアニメがきっかけです。

 

ブラックすぎる会社で働いていて気づいたら異世界に転生している、小説家になろうでよくある設定です。

最初からチートな能力を身につけて、無双しまくるところもありますが、人間関係とかステータスのスペックだけでは解決できないところで頑張っているところに好感を持てました。

 

主人公の名前は、転生前は鈴木一郎、転生先がゲーム開発の仕事をしている時のテスト環境そっくりな世界。

テスト環境で使うキャラ名がサトゥーなので、転生先でもサトゥーと名乗っていました。

 

よくある名字の「佐藤」から、「サトゥー」になったんじゃないかと思わせるシーンもありましたが、もしかすると別の由来もあるかもしれません。

「サトゥー」はインドネシア語で数字の1の意味だったりします。

鈴木一郎だから1、1はインドネシア語で「サトゥー」、単なる偶然なのでしょうか。

 

愛七ヒロ先生にお会いする機会がもしあれば、ちょっと聞いてみたいですね。

 

デスマも例にもれず小説家になろう産です。

累計PVは転スラを大きく上回る8億PV、私はまだWEB版のデスマを読んでいなくてラノベだけですか、いつか読む機会があったら手を出してしまうかもしれません。

蜘蛛ですが、なにか?

小説家になろうで面白そうなものがないか探し回っていたところ、見つけてしまったのが、「蜘蛛ですが何か」です。

 

転スラのリムルと同じく、転生したらモンスターだった、元女子高生の蜘蛛の物語。

 

蜘蛛に生まれ変わった直後は非常に弱いモンスターですが、蜘蛛の糸と蜘蛛毒を武器に、自分より格上のモンスターを狩って成長していきます。

レベルが上がり進化しても、コミュ力の無さやどこまで成長しても敵わない相手がいる中で、頑張る姿は見所でしょう。

 

ラノベもすごく面白いですし、アニメ化の企画も進行中です。

主人公の声優は、幼女戦記のターニャ・デグレチャフ役を担当した悠木碧(ゆうきあおい)さんです。

なろうやラノベでストーリーを知ってはいても、やっぱりアニメが楽しみですね。

YouTubeで見るPVに、早くも期待が高まります。

ありふれた職業で異世界最強

2019年7月にアニメ放送が始まりました。

 

 

ありふれたを知ったのは、転スラのコミック版を10巻まで読み終えた頃。

何か面白いマンガがないかなとAmazonで探していた時に、面白そうなニオイがしたのでポチッと買ってしまいました。

当時、マンガが4巻までしか発売されておらず、続きが気になって気になって発売日まで待ちきれないのでラノベに手を出したという流れです。

 

中二大好き白米良先生だけあって、主人公の南雲はじめは外見では中二病を全力で突き進みます。

しかし南雲本人は意図せず中二っぽくなってしまっているため、八重樫雫 (やえがししずく)に中二病なところをいじられて嫌がる姿にほほえましさを感じます。

 

転生して錬金術師というありふれた職業になってしまい、ステータスも一般人と同じ、スキルもショボいところからのスタート。

最弱から最強に急成長していきながら、同時に少しずつハーレム化していきます。

ハーレムなパーティーメンバーと上手くやっていきつつも、先生やクラスメイト、強敵たちとの間で苦労して困難を乗り越えるところに面白さを感じました。

 

アニメ版を見逃した方も、AbemaTVなどで無料で一挙放送していたりするので、タイミングが合えばぜひ見てみて欲しいと思います。

まとめ:Kindleで読んで面白かったラノベ5つ

個人的に面白いと思ったラノベを5つ挙げてみました。

 

すべて小説家になろうで投稿されて、書籍化、マンガ化、中にはアニメ化もされていった作品です。

マンガやアニメは文字以外に、画像や動画、音声といった情報と合わさって、1度に入ってくる情報量が多く、楽しみはどちらかといえば一気にやってくるでしょう。

 

一方ラノベは98%の文字と2%くらいの挿絵といった感じですが、ラノベの中の世界を自分の頭で思い浮かべ、じっくり楽しむことができます。

自分の想像力次第で、どこまでも面白さが増えていきます。

マンガやアニメにない面白さを、ラノベでぜひ感じてもらえればと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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