目の前のイヤなことに直面しているとき、やって気が楽になった考え方

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

会社に行きたくない!!

 

そう思うことがある人って日本だけでも数千万人いるんじゃないかと思います。

 

私は夏季休暇で8月20日の月曜まで会社を休んでいました。
今朝はゆっくり起きれましたが、起きた時に「明日からまた早く起きて会社に行かなきゃいけないのか、マジで嫌だな」
という気持ちが、じわーっと沸いてきました。

 

サザエさん症候群ってヤツですね。

 

まだ読んでいない本もあるし、要らないかなーと思いつつも書店に行ったところ、
完全版 鏡の法則」という本が目に留まりました。

 

まったく根拠は無かったですが、今の自分に必要な気がしたので勢いで買いました。

 

サクッと読める本ですが、読んだ後にとても気が楽になったのでシェアします。

 

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何でわざわざ批判されるために会社に行くの?

上手くやっても褒められることは無くて、やって当たり前。
でもミスったらボロカスに言われてしまう。

 

そんな職場環境はどこでもあると思います。

 

誰だって時にはミスすることもあると思いますが、そのあとには叱責が待っています。

 

イヤな思いをするところだと分かっているなら、そんなところに行く理由って何なんでしょうか。
毎月もらえるお給料以外、理由が見つからないですよね。

 

野口嘉則さんの「鏡の法則」を読んでみた

「鏡の法則」という本は10年以上前からありますし、ミリオンセラーで知っている方も多いと思います。

 

新卒で入った会社でも、社長が読んでみろと言っていました。
当時はあまり読む気にならずスルーしていましたが。

 

当時のものを大幅に加筆された完成版として去年から再販されたようで、書店に行ったところ目に留まりました。

 

120ページ余りのサクッと読めそうな本でしたので、カフェで読むことにしました。

 

書かれていたことはザックリこんな感じです。

 

  • 鏡の法則を使って問題が解決した、親子の感動的な実話
  • 人生は自分の心を映し出す鏡
  • 困難な問題が教えてくれるメッセージ
  • ゆるすことで気が楽になる
  • その他いろいろ

 

特に、最初の物語の部分から学べることが多いです。

 

イヤな出来事は、私たちに何かを気づかせたいから起きている

「鏡の法則」の冒頭に書かれている物語でも、主人公の母親が小学生の息子のことで悩みまくっていました。

 

実話を元にした物語で、こんな感じです。

 

  • 明らかに息子がイジメで困っているのに、母親である自分にはまったく悩みを話してくれない。
  • 夫に話しても、自分が納得できるようなアドバイスをしてくれない。
  • 毎日息子が傷ついていくし自分は何もすることができないし、ホントに嫌な思いをする毎日だった。
  • 夫の知人のアドバイスを試してみた。
  • 大嫌いだった父親との関係が良くなった。
  • 息子がイジメられなくなった。
  • 夫との関係、息子との関係が劇的に良くなった。

 

息子がイジメられていたことはホントに辛いことだったけど、その日々が無ければだれにも相談することは無かったし、夫や息子との関係を見つめることも無かった。

 

イヤな出来事にも、実は意味があるってお話でした。

 

ホントにザックリ過ぎるくらいザックリ書きましたが、涙を流さず読めないようなお話です。
感動するし、人によっては何か気づきがあるかもしれません。

 

今まで感じてきた、ゆるせなかったことをゆるしたら楽になった

本に書かれている、母親がやった8つのステップがあります。

 

8つのステップの最後のほうに、相手をゆるすと宣言するところがあります。
この本での「ゆるす」というのは、過去にされたことを無かったことにするとかじゃありません。

 

もうその相手を責めないと決めることです。

 

私も過去にイヤな経験をしたことはありました。

 

小学校のころにプールで上級生に殺されそうになったことが数回あります。
上京する前、実家にいたころは親からの理不尽な教育もありました。

 

確かに酷い出来事です。
今ではほとんど気にならないようにはなっていましたが、「もう彼らを責めない」と決めたときにとても気が楽になりました。

 

直接関係ないようなことですが、不思議と会社に行くのが「めちゃくちゃ嫌だ」から「ちょっと嫌だ」くらいになりました。

 

本当は、しっかり時間をとって、本に書いてある8つのステップを最初から進めていくのが良いと思います。

 

また、「あいつ絶対ゆるせねー」と思っている相手を無理にゆるそうとする必要がないことも書いてあります。
今すぐじゃなくても、自分にとってのベストなタイミングはきっとやってきます。

 

だから無理することはありません。

 

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まとめ:目の前のイヤなことに直面しているとき、やると気が楽になった考え方

完全版 鏡の法則」を読んで、メンタル的に楽になったので記事にしました。

 

イヤなことに直面したことが無いって人はほとんど居ないんじゃないかと思います。
現在進行形の人もかなり多いと思います。

 

こんなにイヤなのにそれが何も意味がないことだったら虚しすぎることですが、実は自分にとってメチャ価値のある体験なんだと書かれていました。

 

きっとこれからの人生を豊かにしてくれるパズルの1ピースだとすれば、ぜったい無駄にはなりません。

 

感動したい人も、目の前のイヤな現実を変えるヒントが欲しい人も、「完全版 鏡の法則」を読んでみることをお勧めします。