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最初にレンタルサーバーを選ぶときって、出来るだけ安くしたいと思いますよね。
でも安さだけで選んでしまうと、後でやりたいことができた時に必要な機能が無かったり、せっかくアクセスが集まってきたのに負荷に耐えられないサーバーだったりします。
突然アクセスが集まるということがWebサイトにはよくあることです。
知り合いのアフィリエイターさんで、サイトを公開して4か月目で月に290万PVのアクセスを記録した方がいます。
仮に格安レンタルサーバーを使っていたらサーバーへの負荷が高すぎてエラー画面が表示されるようになるので、この大量のPVも無駄なアクセスになってしまいます。
自分のサイトにそんなにたくさん人が来るかなぁ~? と思うかもしれませんが、テレビ番組で記事に関連するキーワードのネタが紹介されたり、TwitterなどSNSで拡散されてバズったりすれば、今まで見たことも無いようなアクセスがいきなり集まってしまうのがWebサイトのスゴイところです。
「高負荷でも安定するサーバー?やっぱり高いんでしょ!?」
そう思われるかもしれませんが、意外と安くて月額でラーメン1杯程度あれば使うことができます。
最初は格安レンタルサーバーを使っておいて、アクセスが増えたら乗り換えるというのも1つの手です。
ただ、このサーバー移転が意外と面倒なことでどうせなら最初から安定性の高いサーバーを借りておく方が、初心者の方は特に安心できるかもしれません。
サイトが見れないというリスクを回避するために、突発的なアクセスにも対応できる安定性のあるレンタルサーバーを紹介します。
目次(リンク)
今回紹介するサーバーはこんな人におすすめ
予算 | 月1,000円程度 |
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機能 | HTMLの静的なサイト、WordPressなどのCMS、メールが使える |
転送量 | 比較的多い(最大70GB~120GB/日) |
マルチドメイン | 対応 |
エックスサーバー
高速性能と安定性で業界トップクラスのエックスサーバーです。
SSDストライピング構成、アクセス集中時も安定するWebサーバー「nginx」を採用、HTTP/2での通信、最新20コアCPU&大容量192GBメモリを搭載したハイスペックなサーバー環境などなど、手ごろな価格帯で速度と安定性を追求したサーバーです。
他社と比べて若干転送量の目安が少な目ですが、高速化への取り組みに非常に力を入れられているサーバーです。
つまり、同じ時間の中で処理できる量が多いので、他社と比べて相対的により多い同時アクセス数にも対応できます。
「エックスサーバーを使っていて高負荷でのトラブルに遭ったことがない」という話をよく聞くのも、信頼できる理由の1つです。
個人利用なら、エックスサーバーを選んでおけば高付加が理由で面倒なサーバー移転をする必要もありません。
使っていて困ったことがあっても丁寧な電話対応がありますし、メールなら24時間以内に回答が来ます。
セキュリティ面でも、独自SSLが無料で使えて、不正ログインの多い国外IPからのアクセスを遮断する機能もあります。
他のレンタルサーバーと較べて値段が若干高いですが、エックスサーバーを選んでおけばまず間違いないという安心感があります。
プラン:X10の場合
初期費用 | 3240円 |
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月額 | 1080円(12ヵ月分の場合) |
無料お試し期間 | 最大10日間無料 |
ディスクスペース(SSD) | 200GB |
転送量 | 70GB/日、転送量が恒常的に超える場合上位プランへの変更依頼の可能性あり |
サーバー高速化 | HTTP/2、PHP7、Webサーバーnginx、FastCGI、Opcache、mod_pagespeed、SSDストライピング |
SSL | 独自SSL無料(Let’s Encrypt)、オプションSSLも可 |
DB | MySQL:50個、SQLite使用可 |
マルチドメイン | 無制限 |
サポート | メールサポート無料、24時間以内に回答。電話サポート無料。 |
WordPress | 簡単インストール |
自動バックアップ | Web・メール:過去7日間、MySQL:過去14日間 |
さくらのレンタルサーバ
老舗のさくらインターネットが運営する、さくらのレンタルサーバです。
スタンダードプランで1日80GBの転送量が目安です。
2017年3月にYahoo!知恵袋に投稿されていた情報では、PVとしては20万PV/月もあると、503エラーが頻発してしまったそうです。
共用サーバーのため、偶然アクセスを稼げるサイトが同じサーバー筐体に集中してしまっているのかもしれません。
2018年3月7日に「HTTP/2」対応を行っており、現在はハードウェア増強や高速Webサーバーnginxの導入もされています。
現在のスタンダードプランは2017年と較べれば処理能力が飛躍的に向上しているため、かなり負荷に強くなっています。
リソースブーストという機能があり、一時的に転送量の上限を緩和してあらかじめ予測できる突発的なアクセスに備えることが出来る機能があります。
リソースブーストを有効にするボタンを押してから2日後の24時まで有効にできます。
予測できない突発的なアクセスには対応できませんので、適切なプランで契約しておく必要があります。
プラン変更の際はいったん解約してからとなりますが、プラン毎に目安となる転送量があるので、サイトへのアクセス数を見越して契約すれば大丈夫です。
それでも不安があれば、やはりエックスサーバーをおススメします。
スタンダードプラン
初期費用 | 1029円 |
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月額 | 429円(12ヵ月) |
無料お試し期間 | 2週間 |
ディスクスペース | 100GB |
転送量 | 80GB/日 |
サーバー高速化 | リソースブースト、HTTP/2、PHP7(モジュールモード)、高速Webサーバーnginx |
SSL | 共有SSL |
DB | MySQL:20個、SQLite |
マルチドメイン | 20個 |
サポート | 電話、メール |
WordPress | 簡単インストール |
自動バックアップ | ユーザーの希望で使用できるものはバックアップ&ステージング機能(手動、最大8世代保持)。ユーザーが使用できないが、障害等の復旧用として自動バックアップあり。 |
KAGOYA
一番安いサービスプランS11で、転送量の目安は1日120GBと非常に多いです。
データベースには標準でSSDを使用していますし、SSLも無料で使えます。
初期費用無料で月額1080円から使用できるので、データベースを使用しない場合は安く済ませることが出来ます。
データベースを使用する場合1GBあたり756円かかり他のレンタルサーバーと較べて割高になってしまいます。
HTMLで作る静的なサイトと、WordPressを使って動的なサイトを作りたい場合、DBも無料で使えるエックスサーバーが断然おススメです。
ただ、KAGOYAにはWordPress専用サーバーが用意されており、初期費用無料の月額432円でメチャメチャ速くて1日200GBの転送量と魅力的なサービスもあります。
WordPressで1サイトだけでOKという場合は、エックスサーバーのwpXと並んで非常に有力な候補になります。
サービスプランS11
初期費用 | 無料 |
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月額 | 1080円 |
無料お試し期間 | 2週間無料 |
ディスクスペース | 100GB |
転送量 | 120GB |
サーバー高速化 | DBのディスクをSSD |
SSL | SSL無料(Let’s Encrypt) |
DB | SQLite無料。MySQL、PostgreSQLは1GBあたり756円/月 |
マルチドメイン | 無制限 |
サポート | オンラインサポート、電話サポート、メールサポート、Twitterサポートあり。 |
WordPress | 簡単インストールあり、MySQLを使用するオプション必須 |
自動バックアップ | あり。無料:1世代のみ、10GB。 月額540円~:世代無制限、重量課金制、任意のバックアップスケジュール設定可。 |
まとめ
比較的安い価格帯の、アクセスが集中してサーバーへの負荷が高くなっても安定稼働するレンタルサーバーでした。
とにかく安く済ませつつ安定性を求めるなら、さくらのレンタルサーバのスタンダードプランでしょう。
サーバー選びで絶対後悔したくない!!という方、どのサーバーにしようか迷っている方なら、安定性と高速性に抜群の信頼のあるエックスサーバーが断然おすすめです。
公開したサイトが育っていったとき、「〇〇サーバーにしておけばよかった」なんて後悔しないサーバー選びをしてくださいね。
「選んでよかった!」が一番です。