Kindle Paperwhiteを半年ちょっと使ってみた人のレビュー

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2019年1月、年明けすぐにKindle Paperwhiteを買いました。

 

読まないときは全然読まないし、読むときは寝る間も惜しんでついつい布団の中でKindleを使ってしまうくらいのKindleユーザーです。

 

買うことになった経緯や、使い始めて半年と少しの1ユーザーの使用感やKindleに思うところなどです。

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Kindleを買うことになった経緯は、読みたいマンガがあったから

アニメ版「転生したらスライムだった件」の続きが気になりすぎてマンガを購入

2018年10月から2019年3月まで放送されていた、テレビアニメ「転生したらスライムだった件」。

毎週楽しみにして観ていたわけですが、年末年始は他の番組が放送されてしまうこともよくあります。

いつもは次の放送まで1週間待つだけなのに、お正月はもう1週間待たないといけなかったりします。

 

年末は12話か13話あたり、オークの大群が攻めてきてリムルたちと戦闘になるあたりでした。

自宅でのんびりと年越しとか、転スラの続きが気になって仕方ないじゃないですか!!

気づいたらマンガの転スラを求めて、新宿行きの電車に乗っていました。

 

最初はBOOKOFFとかで中古を買って安く済ませようとしたのですが、人気があるせいか数件周っても全く見当たりません。

仕方なく紀伊国屋書店に行ったところ、1巻から9巻まで平積みされていてまとめて買いました。

もちろんすぐに自宅に帰り、最初からじっくりと読みました。

転スラ10巻がどこの本屋さんにも売っていない

私は本を読むペースが遅いほうですが、マンガ1冊にかかる時間なんて30分とかどんなに遅くても1時間程度です。

購入した9巻に到達するまでほとんど日数がかかるわけがありません。

 

その9巻も読み終えて、次の10巻の発売日はいつなのかなとGoogle検索してみました。

「転生スラ10巻 漫画 発売日」みたいなキーワードで調べてみると、発売日:2018年12月07日。

すでに発売されていました!

 

紀伊国屋には、9巻までしかありませんでした。

なんで本屋さんに売っていなかったんでしょうね。。。(2019年8月現在で、転スラのマンガ版10巻は普通に本屋さんで買えます。)

10月からアニメ版が放送されて、一気に人気になって売り切れてしまったんでしょうか。

 

新宿の本屋さんも近所の本屋さんも、職場近くの本屋さんでも探し回ったけど、残念ながら転スラ10巻見つかりませんでした。

Amazonで買えばいいんじゃないかと調べてみると、数点出品されていました。

でも1冊1500円とか3倍近い値段が付けられていました。

 

値段は定価の680円くらいのものもありましたが、送料1400円とか不思議なことになっていました。

めちゃくちゃ悩んでKindleを買って転スラ10巻を読んだ

欲しい本、読みたいマンガが、どこを探してもほとんどない!

あるのはボッタくり価格の出品だけ。

 

そんな状況ではありましたが、読み始めると続きが気になって気になって、なんとかして読みたいわけです。

またAmazonなどで調べてみると、電子書籍版はもちろん定価で売られていました。

 

「これはもうKindle買うしかないか、でもマンガ1冊のために?」と葛藤しつつも、続きが気になる好奇心には勝てずに購入してしまいました。

 

早く読みたくて仕方がなかったマンガの10巻も、買ってしまえばすぐ読み終わってしまうもの。

またまた続きが気になってしまうわけですが、ラノベもちゃんと発売されているわけです。

 

今回はわざわざ書店まで行かず、自宅でラノベ版を1巻から購入して、Kindleに入れて読み始めることとなりました。

半年ちょっと使った現状

マンガの転スラ10巻読みたさに買ったKindleも、気づけばたくさんのラノベと自己啓発書と、無料で読めちゃう本であふれるこことなりました。

 

内訳はザックリですが、

ラノベ:70冊

マンガ:40冊

その他:20冊

容量:23.47/32GB

 

空き容量を気にしないで今まで色々買ってきましたが、まだまだ意外と余裕があります。

もし8GBのほうを買っていたら、お気に入りの本をどれだけ削除してしまったかわかりません。

少し値段は高くなりましたが、無駄にケチらずに32GBのほうを買ってよかったです。

 

特に故障もなく、7か月たった今も快適に使えています。

Kindleを買ってよかったところ

良かったところを挙げると、

  • 発売日の日付になってから、早い時間にダウンロードして読める
  • 本屋さんに行かなくても買える
  • 実店舗では品切れでも、電子書籍は品切れにならない
  • 10%割引とか、半額とかよくある
  • 本を置く場所を取らない
  • バックライトがあるので、紙の本と違い暗いところでも読める
  • ラノベや小説など文字ベースなら、文字の大きさを変更できる
  • 辞書機能が付いていて、分からない言葉の意味を調べられる
  • 電車やカフェでも、何を読んでいるのか周りの人にバレにくい

ネットでダウンロードしてすぐ読める

わざわざ書店に行かなくても、Kindleをネットにつなげられる環境なら、ダウンロードしてすぐ読めるのがとてもいいですね。

 

マンガ版の転スラ11巻の発売日は2019年3月29日でした。

ラノベも、魔物の国の歩き方のほうも同じ日でした。

 

早く続きが読みたかったので事前予約しておいて、3月29日の午前1時頃になって思い出し、急いでKindleをWi-Fiに接続しました。

さすがにまだ早いかなと少し心配しましたが、問題なくダウンロードが開始されたのでそのまま就寝。

翌朝の通勤時間はニヤニヤしながら、ダウンロードした転スラを読んでいたことを覚えています。

 

自宅にいてもカフェなどでも、あの本読んでみたいなと思ったときにすぐ入手出来てしまうのは革命的です。

ホントにいい時代になりました。

 

値段も若干安くて、コミック版が680円ならKindle版は648円だったりします。

10%引きを見かけることも多く、半額とかも時々見ます。

品切れもないし安く買えるし、そこはKindleのメリットでしょう。

読みやすい

バックライトが付いていて、明るさを24段階で調整できるものを買いました。

オプションとか、付いている機能によって値段が変わるので、一番安いタイプのものを選んでしまうと出来ないこともあるかもしれません。

 

画面の明るさを調整できると、暗いところでも本を読めるわけです。

 

駅からバスで職場まで向かう勤務先もよくあるんですが、仕事が終わると外は真っ暗で、バス停も真っ暗。

本なんて読めるわけがありません。

バスを待っている間、スマホをいじっている人がほとんどです。

 

自分も仕方なくスマホをいじるかKindleで本を読むかと言われれば、読みたいものがあれば読むに決まっています。

暗いところでも読めるタイプで、ほんとに良かったと感じました。

 

また、文字ベースの書籍であれば、文字の大きさを変更できます。

14段階に、かなり小さい文字から老眼でも問題ないくらい大きめの文字まで。

 

私の場合は普段は書籍と同じくらいの5,6番目あたりの大きさにしていますが、眼鏡をかけていないときは見づらいのでもう少し大きく8,9番目くらいまで大きくして読んでいます。

 

目に優しく読みやすくて、スマホより読みやすいと思います。

辞書が付いている

分からない言葉があったとき、Kindleに搭載されている辞書で読み方や意味を調べることができます。

 

ラノベを読み始めると、普段は見かけないような言葉がよく出てきます。

「睥睨」、「僥倖」、「豪奢」、「慮る」、「設える」など、恥ずかしながら私にはわかりませんでした。

 

読み方だけでも分かればスマホで調べることができるんですが、読めないことには検索もままなりません。

意味が分からないまま読み進めると、ラノベの面白さが半減してしまいます。

逆に、今まで知らなかった言葉をしっかりと理解して読んでいけば満足度も高まります。

 

「何だろうこと言葉は!?」と思ったところを選択して数秒待つと、読み方や意味を表示してくれるので、ラノベを読むとき欠かせませんね。

 

小説やラノベを読むには最適な端末だと感じます。

Kindleのデメリット

Kindleもすべてが完璧というわけではありません。

使っていて感じたところがいくつかあります。

 

  • マンガの文字は小さいまま
  • 紙の本でカラーのページがあっても、白黒になる
  • 雑誌は読みづらい
  • 電子書籍版のない本は読めない

マンガの文字は小さいまま

私の使っている6インチディスプレイのKindleは、紙のマンガに比べて、1ページあたりの大きさが若干小さくなります。

紙のほうならちょうどいい大きさですが、Kindleだと仕事終わりで目が疲れているときなどマンガの文字が少々見づらいです。

 

出版社の方にはマンガの文字を大きくするようお願いしたいですね。

Kindle端末の画面は白黒

画面は白黒です。

文字だけ読めたらいいなら問題ないですが、紙のマンガとか時々カラーのページがありますし、表紙はカラーのものがほとんどです。

雑誌もカラーのページがよくあります。

 

そんな本来カラーの情報も、白黒で表現されてしまうわけです。

 

絶対カラーで読みたいという場合には、紙の本を買ったり、カラーのまま電子書籍になったものをiPadなどで読むのが良いかもしれません。

 

雑誌の場合は画面の大きさも気になるところです。

無料で読めるものやとても安いものをダウンロードしてKindleで雑誌を読もうとしましたが、文字も画面も雑誌向けには小さく、スクロールにも苦労しました。

 

Kindleにも向き不向きがあるので、ラノベや小説など、文字ベースの書籍を読むのが良いと思います。

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まとめ:Kindle Paperwhiteを半年ちょっと使ってみた人のレビュー

読みたいマンガかどこの本屋さんでも品切れの時、どうしても読みたくて電子書籍版を読むために買ったKindleです。

 

マンガを読みづらいと感じることも若干ありますが、そこまで不満に感じるほどではありません。

ラノベや小説、自己啓発書など、文字ベースの書籍ととても相性が良いです。

わざわざ書店に行かなくても、自宅でダウンロードして読めるし、本を置きすぎて部屋が狭くなることもありません。

 

メリットは色々ありますが、Kindleに向かない書籍もあります。

カラーで読みたい本や、紙面の大きい雑誌などは、KindleよりもiPadなどで読めるものを買ったほうが良いでしょう。

 

Kindleにも向き不向きがありますし、文字ベースの本をほとんど読まない方には無用の長物になります。

しかし、本をたくさん読むし、Wi-Fi環境もあるという方にはKindleはホントにおすすめです。

 

ぜひKindle仲間が増えてほしいと願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。